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主催者からのご挨拶

「どうか“自他への思いやり”を土台とした幸せな世の中になりますように。そのためには、社会のリーダー、そして、未来の母となる女性が、真の自分を知り、磨く習慣を持つことが大切」。

この理念のもとに現代のノブレス・オブリージュ・レッスンを始め、今年で16年目を迎えますが、その間、レッスンをご受講くださった延べ15,000名を越す方々に、お伝えし続けていることがございます。

それは、「八百万神の思想を精神の土台に持つ日本は本来、紳士・淑女の国である」……ということです。「他人への慮り」「自然界への敬意」「美しい振る舞い」など、人として、また国際人として優れた品性を備えている日本人の民族性は、はるかご先祖様より脈々と受け継がれ、今も確かに、一人一人の中に流れていると存じております。そして今こそ、その素晴らしい潜在力を発揮する時代ではないかと思っております。

一人の人間の遺伝子を一本の線にして伸ばすと、地球から冥王星まで届くそうです。そして、個人に秘められたその膨大な遺伝子は、環境によって引き出されることが分かっています。優れた環境は、優れた遺伝子を引き出すのです。

わたくしはこの生命のルールは、幸せな未来を築くためのルールでもあると存じております。

人はみな、過去と未来を繋ぐ橋。ご先祖様から受け継いだ尊い自然や人間の文化を、自分たちの代でよりよい形にして次の世代に受け渡そうとする企業や大人たちの志は、きっと、未来を担う子供たちの心に自然を尊び自他を思いやる心を育むことでしょう。

デビュタント&WWFチャリティー・ボールが、地球環境の保全に寄与し、これからの日本を担う若い世代を導いていく大切な環境のひとつとなり、日本の社会に定着いたしますことを願い、心ある多くの方々や企業のご協力とご参加を、心よりお待ち申し上げております。

EARTH PROJECT 代表
日本プロトコール&マナーズ協会 理事長
上月マリア